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Monday, January 25, 2021

「小羊うるちゃん物語Ⅲ」part 1-3 周囲をつまずきから守りたかった

  【前回までの登場人物】
    うるちゃん    : 主人公
    へいわくん    : 夫
    マーサさん      : B教会で知り合い友人になったクリスチャン
    A牧師        : A教会の牧師
    Dチャプレン     : A牧師の友人である米軍基地のチャプレン
    B1牧師       : B教会の主任牧師の長男である牧師
    C牧師(夫人)   : C教会の牧師(夫人)

「小羊うるちゃん物語」閲覧にあたっての注意事項

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  C牧師の発案で、礼拝のためのピクニックの計画が持ち上がりました。御岳山に決まりました。御岳山は、普通のハイキングにはよい山ですが、古くから霊峰と崇められた信仰の山なので、C牧師といっしょに行くのには、どうしても平安が得られませんでした。

 教会では、賛美の時も、祈祷会の祈りの時も、環境のためか、礼拝をさえぎるような壁を常に感じていました。ある日、教会で借りているホールのドアに占い教室のビラが張ってあることに気付きました。問い合わせると6月からやっているということでした。6月といえば、何かC牧師や教会に異変を感じた頃でもありました。因果関係を証明することはできませんが、C牧師のメッセージから伝わってくる印象が変わったように感じた頃でした。

 霊の影響かもしれないと思っていたうるちゃんは、それならば祈れば希望があると思い、祈り、忍耐して過ごす道を選んだのでした。
その頃、長女のなごみちゃんの様子が、教会へ行けば、不安定になり、そのため、イライラしてきだしました。

 いろいろ考えた末、うるちゃんは、C牧師の教えを請う場を避けて、日曜の午後の青年会と、水曜の祈祷会と、金曜の伝道に行くことにしたのです。午前の主日礼拝に出ていないわけですから、C牧師に「準教会員でいいですから」というと、「いいえ。教会員ですよ。」と答えられました。

 そう決めて、すべての主日礼拝を家に移したとたん、なごみちゃんのいらいらがうそのようになくなったのでした。

 マーサさんを加え、落ち穂礼拝となった始めの日の朝、サイエンくんが涙ながらの悔い改めをして、本当の意味でイエス様を心に迎えたのでした。洗礼を受けたいというので、C牧師に申し出たところ、快く引き受けてくださいました。洗礼を授ける最初の男性だとも言われ、その時は共に喜んでくださったかのように見えました。C牧師はサイエンくんに洗礼前の勉強会をも施し、日にちも決まりました。洗礼の日の1週間前の金曜日、C牧師の様子が変でした。突然、洗礼の時間を少し遅らせると言われたのです。その言い方に面倒に思っている印象を受けました。こういう状態でこのC牧師に洗礼を授けてもらう状況を考えるとサイエンくんがかわいそうに思えて、うるちゃんは悲しくなりました。洗礼は、人生最大の喜びの日であり、天でも喜びが起こると聞いていたこの日は、共に喜んでくださる人から、喜びの中で受けさせたかったのです。うるちゃんは、夜、涙ながらにイエス様にそのことも打ち明けたのでした。

 すると、次の日の土曜日にC牧師から電話がはいり、10分で済む話なので、日曜に教会へ来てくれるように言われたのです。3時からと言われたのだが、すぐに、C牧師に用事ができて、12時半から1時の30分間で話をしたいと言われて、時間を作って出かけました。

 C教会に行くと、C牧師は「洗礼は喜んでいます。」と言われたので、祈りが聞かれ、わかってくださったのかと思いました。しかし、次に続いたのは、「洗礼をすることに、平安がなくなって夜も眠れなくなり、やめたい。」という言葉だったのです。午前中の礼拝に来ていないので、今、来ている未信者にしめしがつかないということと、責任が持てないとの理由付けでした。礼拝に出たくても出れなくなったことをも、話をして理解を示していたにもかかわらず、心では理解してもらっていなかったのでした。再三再四、繰り返し確認し言っていたのに、です。その度に、「理解します。」と言っていたのにです。それでもサイエンくんをつまずかせるわけにはいかないうるちゃんは、ピリポと宦官の個所を引いて、責任はないのではないかと言いましたが、無駄でした。そのうちに、C牧師の語調も激しくなり、母教会のA教会のことやら、異言のこと、女はただ静かにして黙っているようにということ、家の教会は罪だと、高慢だと言われ、間に立とうとするC牧師夫人も退けられたのでした。もうだめだと自分自身も限界を感じました。このままC教会にいると、子供を含むまわりの人たちが信仰を失ってしまう、と思いました。何より、10分で洗礼の話を済ませようとしているC牧師の信仰が信じられなくなっていました。その日の午前中の家での礼拝で語られたことや、ご臨在がうるちゃんを励ましていたので、そのような場でも信仰によって自分を保っていられたのでした。

 周囲をつまずきから守りたいという思いから、いろいろ回避しようとしてきたうるちゃんでしたが、かえって苦しい学びの道に行くばかりです。「主の道は狭くて険しい! が、それを見つける者には生涯の宝となる。」 by うる

 

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  【うるちゃんと教会】
  ☆ うるちゃんが電話をかけた「昔からの流れのキリスト教会」(part 1-3)
  ☆ はづきさん所属のA教会(part 1-3)
  ☆ 歩いて1、2分のところにあった近所のH教会(part 2-1)
  ☆ へいわくんの実家近くのA教団のW教会(part 5-4)
  ☆ 行き場をなくしたうるちゃんが飛び込んだB教会(part 5-5)
  ☆ 世界一大きいと聞いていた韓国のY教会(part 5-番外編)
  ☆ 早天祈祷のため行ったJ教会(Ⅱpart 1-5)
  ☆ カウンセラーの聖会に行った日本基督教団H教会(Ⅱpart 1-6)
  ☆ 韓国人牧師が開拓していたC教会(Ⅱpart 1-6)
  ☆ Y教会関係のTカウンセリングスクール(Ⅲpart 1-1)



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